刺し子をしたふきんのことを花ふきん と言います。ちょっとお洒落なふきんで日々の家事に彩りを日常を華やかに暮らしませんか?
ふきんはガンガン使う消耗品ですがさらしで作るのでお手頃でたくさん仕立てられます。
コスパが良いと汚れたら遠慮なく捨てれるし良いね〜
さらしをふきんに仕立てる方法や初心者にも刺しやすい図案をご紹介しますね。
- 刺し子を楽しむのにぴったりのふきんが仕立てられます
- さらしから花ふきんがつくれます
- 初心者におすすめの刺し子図案をご紹介
花ふきんとは?
刺し子をしたふきんのことを花ふきんと言います。
長く使えるように糸を通して丈夫にするためですが、昔は赤い糸で真っ白いふきんに刺し子をした花ふきんは花嫁道具のひとつでした。
あなたの家に染まります、と真っ白いふきんで。でも、わたしはわたしです。と赤い糸で刺された花ふきん。
刺し子を楽しめるふきんを仕立てる
さらしをふきんに仕立てていきましょう。
上と下の端処理がしてあるので簡単にふきんを作ることができます。こちらの記事では刺し子を楽しむにちょうどいいサイズのふきんの作り方をご紹介します。
さらしを使ったふきんの仕立て方
- ❶ さらしを19.5㎝の長さで切る
さらしの縦の半分の長さ(17.5㎝) + 縫しろ 2㎝ = 合計 19.5㎝ - ❷ 両サイドの端処理をする
・それぞれ1㎝ずつ折りアイロンをかける
・両サイドのぎりぎり端を縫う - ❸ 中表に半分に折り縫う
- ❹ ひっくり返して、アイロンをかける
- ❺ 17×17㎝の小さいふきんの出来上がり
全て閉じないのは刺し子をきれいに見せる為
刺しはじめや終わり、糸の交換のために開けてあります。
表に出したくない糸こぶを内側へ隠します。
✔︎ 糸こぶを一つにする
終わりの糸と新しい糸を結んで継続すると糸こぶが一つで済みます。
なるほど、だから仕上がりがキレイに見えるんですね。
刺し子をさせ終えたら空いている辺を綴じて、完成です✨
刺し子図案を下書きをする四つの方法
刺し子をするのに必要な印しをつける方法を4種類ご紹介します。
定規と消えるペンで下書きする
✔︎ 準備するもの
- 定規
- 熱や水で消えるペン
- (折り紙)
折り紙はどう使うの?
✔︎ 折り紙はこう使う
外周の四隅を定めるときに使っています。今回作ったふきんのサイズ15×15 ㎝にぴったり外周決まるのでおすすめですが、もちろんなくても構いません
ドット方眼や斜め方眼が書けます。
ドット方眼
線で方眼を書いてもいいですね
斜め方眼
見本を複写して下書きする
さらしに複写する
思った以上に透けてよく見えますね。
むずかしい図柄は複写するのが手っ取り早くて簡単です。
あみつけネットで下書きする
あみつけネットの使い方
ふきんにセットする
角めがけてドットを打つ
下書きをせずに刺す
繊維のタテとヨコを方眼のマスと見立てて、数えながら針を刺していきます。
下書きなしで刺す十字刺しのやり方
✔︎ 1行目の刺し方
裏7マス・表7マス・裏7マス・表7マス〜
✔︎ 2行目の刺し方
表7マス・裏7マス・表7マス・裏7マス〜
✔︎ 3行目以降は1と2行目を繰り返す
次の行や列へ進む時は6マスあける
細かい・進まないと思うのは最初の1列(行)だけで、あとは刺してきた糸を見ながら進めるとサクサク刺せます。
こ、細かい…
一目刺しの図案を刺すときで、下書きを書くのが面倒なときはよくしています。
刺し子をする
初心者さんにおすすめの刺し子図案
方眼からはじまる刺し子図案
斜め方眼からはじまる刺し子図案
刺し子糸ってどんなものがあるの?
刺し子用の糸として売られているものは刺繍糸のような束になったものや、ダルマ糸のようなものもあります。
刺し子糸
SASHIKO糸は雰囲気のある色味の糸が多くてとても可愛いです。
グラデーション糸は可愛いですね、セリアの段染め刺し子糸は単色もかすみ系の太い糸が揃っていて、身近なところで刺し子糸が買えるのが嬉しいです。
家庭糸 太口・細口
手芸屋さんで綿100%の糸を探すとこのタイプの糸がほとんどです。メーカーは手芸店によって変わってきます。
値段が一番お手頃なのでよく買います。
細口と太口は刺し子の図案によって使い分けています、太口と言っても刺し子糸と比べるとぜんぜん細いです。
刺繍糸タイプの刺し子糸
たくさんの色をいろんなメーカーさんが販売されています。太い刺し子糸が多いです。
刺繍糸タイプの使い方
本来は帯を取って大きな輪の束のまま1箇所を最初に切断します。
(写真右のように)一本を80〜100㎝ほどにし一本ずつ引っこ抜いて使っていきます。
わたしはなるべくロスが出ないようにするため(写真左のように)糸玉になる様に巻き直して使っています。
レース糸
一巻き80mある綿100%のダイソーのレース糸を刺し子糸として使っています。
刺し子糸の太いものと同じくらいの太さがあるのに安く購入できるのでおすすめです。
まとめ
さらしからふきんを仕立てる方法や下書きの方法などの刺し子についてご紹介してきました。
手持ちぶさだったり何かやりたいなっと考えている人にはぜひ、ちょっとした時間にちくちくちく…とひたすら無心で針を進めていく刺し子はおすすめです。
こちらで刺し子図案をまとめてご紹介しています、刺したい図案が見つかります。
でき上がるとやっぱり嬉しいです。よければ皆さんもぜひ。
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